夏目漱石の「坊っちゃん」では,いやな人物の典型のように扱われている赤シャツ。その赤シャツを主人公にドラマが進む。その行動・言動は,誤解が誤解を生み,ユーモラスに進む。はたして,赤シャツは嫌な人間なのか...。今のっている作者マキノノゾミに期待。 ●公演ビラから 夏目漱石の「坊っちゃん」が舞台になりました。 山嵐,野だいこ,うらなり,マドンダ,狸,赤シャツ お馴染みの登場人物が活躍する青春活劇 しかし,「赤シャツ」には肝心の坊っちゃんが登場しません 主人公はあの男の風上にも置けない嫌な奴,赤シャツなのです 時は今から百年前 日本海海戦で日本がロシアバルチック艦隊を壊滅した明治38年 所は四国辺のとある城下町 坊っちゃんにかわって主役の座についた赤シャツ そこには思いもよらない秘密が... 2000年「見よ,飛行機の高く飛べるを」から3年 中部・北陸ブロックの皆さまとの出会いが楽しみです 常に新鮮な視点で人間を捉えるマキノノゾミ作品にご期待下さい |