1942年夏、オランダのアムステルダム。フランクー家は隠れ家生活をよぎなくされた。そんな中、多感な少女アンネは、つねに希望を失わず、明るく成長をとげていくが、2年目の夏、階下で不気味な電話が…。 今回、新進気鋭の女性演出家丹野郁弓が訳・演出に新しく挑戦。 ●公演ビラから ■ものがたり 1942年夏。オランダに住むアンネー家は、アムステルダムのとある屋根裏部屋に隠れました。街ではナチスのユダヤ人狩りが猛威をふるっています。昼問は声も立てられず、水も使えず、深刻な食料不足。そんな中でも明るくのびのびと振る舞うアンネは、しばしば母や同居人たちと衝突します。でも少年ぺ一ターとだけは心が通いあい、ほのかな愛情が芽生えます。 絶望の淵に連合軍が上陸したというニュース!解放の日は近い。だが、2年目の夏の午後、階下で無気味な電話が鳴りつづけるのでした…。 |
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■観劇評より なんかとてもカをもらえました。すなおに見れた気がします。社会人なりたての私は、仕事におわれ、人間関係に最近圧倒されてぱかりで、学生のころの生きいきさをずっと持っていたいと思っていたのを忘れかけてました。アンネのように心を日々、ふるわせていたい、そう思っていたのに、これからの日々、私なりに私の心を日々問いながら、時を安易に過ごし、流れさせないよう、生きていきたい、そう思います。(20代女性) 前回、前々回、3度目のアンネの日記感動しました。アンネがのびやかにふるまう姿に突然断ち切られるせつなさ、かなしさ、どうすることもできないが、人の心に生きてるが、本人も生きたかったろうに、かなしい。(50代男性) 今日はお母さんときて初めは『アンネの日記』? 本をよんだけどたのしいのかなと思いました。でも、このげきをみて、「すごいな、すごい気持ちがつたわってくるな」と思いました。これからもげきをやるときは、ガンバッテください。(小学生) 自分がおしぱいに入ってるみたいでした。とても…おもしろくて、かんどうしました。「うまいなあ」(小学生) 敗戦から56年、半世紀。殺人、難民、貧困は続いています。極限の中でハツラツさを持ち続けたアンネにあらためて感心させられました。少し元気をもらいました。有難うございました。(50代女性) 何回目かの『アンネの日記』ですが、新作を観るような感動で拍手を送らせて頂きました。(70代男性) 作年5月アムステルダムの「アンネの家」に行ってきました。屋根裏の部屋のアンネの壁にはられたブロマイド、忘れられません。今日新たに涙、涙の舞台でした。重いそして勇気を感じました。(70代女性) |