| 回 |
作品名 |
劇団 |
作・
演出等 |
主な出演者 |
ひとこと |
日 程 |
場 所 |
| 246 |
はなれ瞽女おりん |
地人会 |
作●水上勉 演出●木村光一 |
出演 有馬稲子 松山政路 ほか |
盲目の旅芸人おりんが描く、人間の心情の純粋さが光る水上勉の世界。
盲目の旅芸人おりん。女一人で生き行くには大変なことだが、おりんには涙をはらう明るさがあった。ある夜、男に襲われかけたおりんを助けくれたのが平太郎だったが、シベリア出兵を拒否した脱走兵だった。平太郎を慕いとともに旅を続けるのだが･･･。 |
２月６日(金)６時45分〔フォルテ〕 |
| ２月７日(土)6時45分 ８日(日)1時〔文化ホール〕 |
| 247 |
毒薬と老嬢 |
ＮＬＴ |
作●Ｊ・ケッセリング 演出●Ｇ・デール |
出演＝淡島千影，淡路恵子 ほか |
「こわーい」劇！？「おもしろい」劇！？ハラハラドキドキのミステリアスコメディー
アビーとマーサの老姉妹は、慈善家で人の良いおばあちゃま。寂しいお年よりが訪ねてくると、手づくりの"ぼけ酒"でもてなしていた。しかし、居間のチェストの中には、見てはならない秘密が･･･。そこへ殺人罪で逃走中の甥がひさしぶりに帰ってきたーー。 |
４月７日(水)７時／８日(木)１時〔文化ホール〕
|
| ４月９日(金)７時〔フォルテ〕 |
| 248 |
父と暮せば |
こまつ座 |
作●井上ひさし 演出●鵜山仁 |
出演＝辻萬長，西尾まり |
いかなるときにも変わらない人間の尊厳を、市井の名もなき父子に託した、井上ひさしワールド。
昭和２３年７月広島。被爆した美津江は図書館努め、原爆の資料集めに情熱を注ぐ木下青年に好意をよせられ、恋心をいだく。が、そんな恋心を黙殺しようと必死である。幸せになる一歩手前で躊躇する美津江に、父の竹造はなんとか心を開かせようとするのだが……。 |
５月24日(月)７時／25日(火)１時〔文化ホール〕 |
| ５月26日(水)７時〔フォルテ〕 |
| 249 |
オイディプス王 |
幹の会+リリック公演 |
作●ソフォクレス 演出●平幹二朗 |
出演＝平幹二朗,鳳蘭ほか |
過酷な運命に立ち向かうオイデップスを平幹がすさまじい情念を込めて演じます。
デーバイの王オイディプスは、神の予言のとうり、計らずも、父を殺害し、母イオカステを妻とした。このおぞましい事実をまえに、オイディプスは両の目を自らの手でつぶす。そして……。生きていこうとする孤独で、毅然とした姿が深い感動を呼ぶだろう。 |
８月３日(火)6時45分／４日(水)1時〔文化ホール〕 |
| ８月５日(木)６時45分〔フォルテ〕 |
| 250 |
長江―乗合い船 |
劇団東演 |
作●沈虹光 演出●鈴木完一郎 |
山田珠真子 小高三良 ほか |
現代中国の変容や庶民の生活を描く「長江」の舞台はコミカルに展開し国境を越えた感動がー。
舞台は長江に臨む２ＬＤＫのアパート。住宅事情が悪く、縁もゆかりもない若夫婦と、定年退職した元教師の独身女性は暮す。相手のやることなすことが気に障って仕方がない。今日もまた一騒動が始まった。乗合い船に乗り合わせた人々の未来は・・・・。 |
10月７日(木)6時45分／８日(金)1時〔文化ホール〕 |
| 10月10日(日)1時30分〔フォルテ〕 |
| 251 |
月夜の道化師 |
文学座 |
作●渡辺えり子 演出●鵜山 仁 |
出演＝金内喜久夫 神保共子ほか |
渡辺えり子が文学座に初めて書き下ろしたコミカルで詩情ただよう家庭劇。
多くに日本人がきまじめに生きながら、道化ようになってしまた戦後を、追想の中で朧げに揺れる「記憶」。失われたものが呼び起こす不可解ななぞ…。テンポのよい掛け合いに笑いも引きだされながら、ひたむきに生きる人間のドラマがあった。 |
１１月上演予定 |